4月10日、「経済危機対策」がとりまとめられ、中小企業対策が拡充された。これを受けて、4月15日から小規模事業者経営改善資金(マル経融資)制度も返済期間と融資限度額が変更になった。
返済期間、融資限度額が以下のように変更されるようである。
- 運転資金:5年返済(据置6ヶ月)→7年返済(据置1年)
- 設備資金:7年返済(据置6ヶ月)→10年(据置1年)
- 融資限度額:1000万→1500万
さて、前回の融資限度額引き上げの時もそうであったが、「限度額引き上げ=その金額まで無条件に貸してくれる」と誤解されるケースが多い。
あくまでも、「1500万円まで貸せるようになった」だけであって、「1500万まで貸す」ということではない。
また、しっかりとした計画もなしに借入を行っても負担が大きくなるだけなので、今回の期間延長、限度額引き上げを有効活用するためにも、しっかりとした計画を立てていただきたい。
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