業務案内 > コンサルティング > システム導入フェーズで発生する問題と対処方法

システム導入フェーズで発生する問題と対処方法


問題 システム化の目標が定まらない

システムを導入しようとした場合、導入したことで解決しようとしている目的やそれに付随した目標があるはずです。
小規模のシステムや特定の作業を電子化する際はシステム化の目標も明確になり易いのですが、システムの規模が大きい場合や、複数の業務に影響が出るようなケースでは目標を定めるのに難航する傾向があります。

システム化の検討を行う際において、「システム化の目的を定める」ということは意外と難しく、技術的な話に入る以前にここで議論が紛糾するということは珍しいことではありません。

解決策1 問題点と課題を整理する

「目標が定まらない」という企業さんの話を聞くと、その企業で発生している問題点や課題がしっかり把握されていないことが背景にあることが殆どです。
まずは、問題点なのかを洗い出してみましょう。
問題点が出てきたあとは、課題の整理を行います。
最初は「課題・問題点一覧表」として、両者の区別なくリストアップしても良いのですが、話が進んできた時点で問題点と課題の関係を整理する必要があります。

ここで問題点と課題の関係を体系的に整理するのですが、課題と問題点の違いを整理できないというケースも数多くみられます。

ブレーンストーミングは適さない

最近の傾向として、課題と問題点を洗い出す手法にブレーンストーミングを採用することが多いように感じます。
   「現行システムで感じている問題点を列挙しましょう」
   「システムのあるべき姿を自由に考えてみましょう」
このような感じで話が進むことが多いようですが、期待したような解には至らないことが多いようです。
ブレーンストーミング自体が悪い手法ではないのですが、ブレーンストーミングは発想を膨らますのに適したものです。
これに対して課題と問題点を洗い出す作業は現状分析の能力が要求されるので、ブレーンストーミングを活用するにしても用途を限定した方が良いでしょう。

解決策2 業務上の課題か、システム上の課題かを整理する

課題と問題点を整理できたあとは、業務上の課題なのか、システム上の課題なのかを整理します。
ここで整理した課題が「システム化で解決すべきこと」につながってゆくので、ここまで整理できればシステム化の目標が定まらないという問題から抜け出すことが出来ます。